ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
6
§1–§4
対訳文数
389
日本語 111 · English 79 · 简体中文 77 · 한국어 122
底本
Euclid. Euclidis Opera Omnia, Volume 8. Menge, Heinrich, editor. Leipzig: Teubner, 1916.
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、古代ギリシアの球面天文学における黄道(こうどう)や諸平行円の運動を幾何学的に論じる学術的著作です。主な課題は、天球上における黄道の各部分(弧)が昇沈する時間の違いを数理的に証明することにあります。まず、黄道上の対角にある2点の一方が昇るときに他方が沈むという基本原理を背理法によって導きます。続いて、至点(夏至・冬至)や赤道、地平線などの配置を設定し、黄道上の等しい長さの弧が沈む時間を比較します。至点に近い弧ほど沈む時間が長く、赤道に近いほど短いことを、既存の天文学的命題に対するより明快な別証明として提示します。最終的に、天球の反対側にある対称的な2つの弧において、一方が可視半球を去る時間と他方が不可視半球を去る時間が等しいことを示して議論を締めくくります。
