ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
11
§pr-2–§29-30
対訳文数
1,363
日本語 372 · English 316 · 简体中文 284 · 한국어 391
底本
Euclid. Euclidis Opera Omnia, Volume 7. Menge, Heinrich; Heiberg, J.L, editors. Leipzig: Teubner, 1895.
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、平面鏡、凸面鏡、凹面鏡における光の反射とそれによって生じる像の性質を幾何学的に探究した、古代の視覚および光科学に関する著作です。作品全体は一連の数学的な命題と証明の形式をとっており、視線の反射角が入射角と等しいという根本原則から出発します。序盤では、各種の鏡における視線の交差や、反射によって像が上下左右にどのように位置づけられるかが幾何学的に定義されます。中盤にかけては、平面鏡・凸面鏡・凹面鏡のそれぞれで生じる像の性質(正立・倒立、左右の反転、大きさの変化、実物からの距離)が詳細に論証されます。さらに、複数の鏡を組み合わせた多重反射や、凹面鏡における目の配置と可視性の関係といった複雑な応用問題へと議論が進みます。最終盤では、多様な像を同時に映し出す複合鏡の仕組みや、凹面鏡を用いて太陽光を一点に集中させて点火する起火の原理が幾何学的に証明され、実用的な応用を伴って結ばれます。
