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ヒポクラテス · Hippocrates
書簡、決議、演説
Letters, Decree, Speeches
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Others
引用方式
chapter
チャンク数
21
§1-2–§27#5
対訳文数
2,847
日本語 913 · English 475 · 简体中文 587 · 한국어 872
底本
Hippocrates. Oeuvres complètes d'Hippocrate, Vol. 9. Littré, Émile, editor. Paris: Baillière, 1861
原文データ出典
A Digital Corpus for Graeco-Arabic Studies · CC BY-SA 4.0
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要旨
本書は、古代ギリシアの伝説的な医師ヒポクラテスをめぐる書簡、決議、演説を集めた作品群である。物語は、ペルシア王の招聘を拒絶するヒポクラテスと、それに応えて彼を守り抜くコス島民の矜持から始まる。中心的なエピソードとなるのは、奇行を繰り返す哲学家デモクリトスを治療してほしいというアブデラ市民からの依頼である。現地を訪れたヒポクラテスは、デモクリトスと直接対話し、彼の「笑い」が狂気ではなく人間の愚行に対する深い洞察によるものであると気づく。二人の対話を通じて、人間の本質的な病と真の知恵をめぐる議論が深められていく。後半には、ヒポクラテスやその息子テッサロスによる演説が置かれ、祖先の功績や医療を通じた貢献を背景に、国家間の平和とコス島の尊厳が訴えられる。個人の医術の誇りから普遍的な人間観、そして都市の平和維持に至る道筋が描かれている。
