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ヒポクラテス · Hippocrates
骨の自然性について
On the Nature of Bones
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
7
§1-4–§17-19
対訳文数
646
日本語 206 · English 123 · 简体中文 105 · 한국어 212
底本
Hippocrates. Oeuvres complètes d'Hippocrate, Vol. 9. Littré, Émile, editor. Paris: Baillière, 1861
原文データ出典
A Digital Corpus for Graeco-Arabic Studies · CC BY-SA 4.0
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要旨
本書は、人体の骨格や内臓、そして特に全身に張り巡らされた複雑な血管ネットワークの解剖学的構造と生理現象を解き明かす医学書です。タイトルは「骨の自然について」ですが、実質的な内容は脈管系(血管系)の詳細な記述に大きな比重が置かれています。前半では、骨や主要な内臓の構造に触れた後、心臓や肝臓を起点とする血管の分岐や交差する走行経路が詳しく説明されます。中盤では、体内の主要な四つの血管系を整理し、それに基づく臨床治療としての瀉血(しゃけつ)の基本原則や、気管の構造と呼吸器疾患のメカニズムが論じられます。後半では、生殖器系における勃起や射精の生理学的メカニズムや、下半身から反転して上昇する血管の経路が辿られます。最終的に、心臓が全身の血管運動を司り、その働きが皮膚の色の変化にまで影響を与えることが示され、人体が円環的な血管網によって統合されたシステムであることが描き出されます。
