ヒポクラテス

ヒポクラテス · Hippocrates

栄養について

On Nutriment

ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。

ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
3
§1-18–§34-55
対訳文数
471
日本語 117 · English 119 · 简体中文 69 · 한국어 166

底本

Hippocrates. Oeuvres complètes d'Hippocrate, Vol. 9. Littré, Émile, editor. Paris: Baillière, 1861

原文データ出典

A Digital Corpus for Graeco-Arabic Studies · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、人間を維持し育てる「食物」および「栄養(ニュートリメント)」の本質と、それが身体に及ぼす作用を系統的に論じた、短い箴言(アフォリズム)風のスタイルで綴られた医学・自然哲学の書物です。冒頭では、食物と身体の相互作用、消化のプロセス、そして体液(ユーモール)の性質や体外への排出が簡潔な筆致で語られます。中盤では、栄養の本質をその効能から定義するとともに、身体全体が互いに結びついて機能する「共感(スュンパテイア)」の原理が導入され、胎児の臍帯を通じた栄養摂取や、個人の体質による適合性の違いにまで議論が及びます。終盤では、骨の修復や胚の成長、液体・固体の薬の使い分け、さらには筋肉の消耗や骨髄の役割といった、栄養と身体構造に関わる多様な現象を簡潔にまとめています。このように、本書は栄養の摂取から身体への同化にいたるプロセスと、人体の有機的な一体性を包括的に描くことで、生命維持のメカニズムを浮き彫りにしています。

目次

3 チャンク

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