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ヒポクラテス · Hippocrates
神聖病について
On the Sacred Disease
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
9
§1#1–§17-18
対訳文数
844
日本語 259 · English 162 · 简体中文 163 · 한국어 260
底本
Hippocrates. Oeuvres complètes d'Hippocrate, Vol. 6. Littré, Émile, editor. Paris: Baillière, 1849
原文データ出典
A Digital Corpus for Graeco-Arabic Studies · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、当時「神聖病」と呼ばれていたてんかんについて、超自然的な神罰ではなく、他のあらゆる病気と同様に自然な原因を持つ身体の病であることを主張する医学論説です。著者はまず、病気を神聖視して自らの欺瞞を隠し、祈祷や禁忌によって生計を立てる魔術師たちを厳しく批判します。続いて、病気の根本的な原因が脳にあることを示し、脳内の粘液の蓄積や血管の閉塞といった解剖学的・生理学的なメカニズムを詳細に解説します。さらに、脳こそが人間の思考、感情、感覚、そして知性を司る中心的な器官であり、心臓や横隔膜が思惟の座ではないことを論じます。最終的に著者は、すべての病気は自然の法則に基づき生じるものであり、魔術ではなく適切な食事や生活習慣の改善によって治療可能であると結論付けています。
