ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
5
§1-3–§13-15
対訳文数
698
日本語 222 · English 129 · 简体中文 123 · 한국어 224
底本
Hippocrates. Oeuvres complètes d'Hippocrate, Vol. 6. Littré, Émile, editor. Paris: Baillière, 1849
原文データ出典
A Digital Corpus for Graeco-Arabic Studies · CC BY-SA 4.0
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
要旨
本作は、人間の健康とあらゆる病気の根源的な原因が「気(プネウマ)」であるという一元的な病理説を提示する医学的・自然哲学的な論説です。語り口は聴衆に向けた演説や講義の形式をとっています。冒頭では、医術の困難さと「対立物による治療」という基本原理が示され、万物に遍在し生命を維持する「気」の強大な力が語られます。中盤では、呼吸の絶対的な必要性を論じた上で、発熱や悪寒といった全身症状から、カタル、水腫、各種の痛みに至るまで、あらゆる病が気の異常な出入りや汚染、ガス圧によって生じるメカニズムが説明されます。終盤では、卒中や「聖なる病(てんかん)」も気と血液の相互作用に起因することを示し、すべての病気の主因は気(ガス)にほかならないという一貫した結論をもって本作を締めくくります。
