ヒポクラテス

ヒポクラテス · Hippocrates

術について

On the Art

ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。

§1-4 から読む →作品全体を PDF
範囲範囲を PDF
目次へジャンプ
ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
6
§1-4–§12-13
対訳文数
525
日本語 152 · English 116 · 简体中文 105 · 한국어 152

底本

Hippocrates. Oeuvres complètes d'Hippocrate, Vol. 6. Littré, Émile, editor. Paris: Baillière, 1849

原文データ出典

A Digital Corpus for Graeco-Arabic Studies · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、医術(イアトリケ)が真の「技術(テクネー)」として実在し、確固たる根拠を持つものであることを証明しようとする哲学・医学的論説です。著者はまず、技術を貶める人々を反駁し、医術の目的を「病人を苦痛から救うこと」と「治療不可能な病には手を出さないこと」に定義します。続けて、医師なしで回復した事例も実際には医術の原理にかなった養生の結果であり、治療の失敗は医師ではなく患者の不服従や肉体の条件に起因すると主張して、「偶然」ではなく確固たる「原因」の存在を強調します。さらに、体内などの「目に見えない病気」に対しては、医師が排泄物の観察といった間接的な兆候から「心の目」による推論を用いて病因を突き止め、適切な治療を行う方法が示されます。最終的に、医術が豊かな治療手段と確実性を備えた自立した技術であることを論証し、その限界をも含めた医術の誠実さと妥当性を擁護しています。

目次

6 チャンク

引用方式:chapter