ジャンル
Geography
引用方式
chapter.section
チャンク数
10
§11-13–§528-530
対訳文数
939
日本語 282 · English 198 · 简体中文 206 · 한국어 253
底本
Appianus. Appiani Historia romana, Volume 1. Mendelssohn, Ludwig, editor. Leipzig: Teubner, 1879.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、古代ローマの歴史家アッピアノスが、ローマとイリュリア地方の諸部族との間で繰り広げられた一連の戦争を描いた歴史叙述です。物語はイリュリアの地理的範囲と神話に遡る諸部族の起源、そしてそれらの興亡の歴史から始まります。アグロン王やデメトリオスの裏切りによる初期の紛争を経て、ローマの支配力が徐々に浸透していく過程が叙述されます。特に、オクタウィアヌス(後のアウグストゥス)によるアルプスやダルマティア、パンノニア地方の徹底的な平定作戦が後半の主題となります。メトゥロスやセゲスタにおける激しい包囲戦、指導者自身の負傷や規律を正すための十分の一刑(デキマティオ)など、臨場感あふれる戦況が克明に描かれます。最終的にイリュリア全土が降伏し、ローマの支配下に組み込まれるまでの歴史的展開を一望できる作品です。
