リュシアス

リュシアス · Lysias

第三十一弁論 ピロンの資格審査への反対弁論

Against Philon

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
4
§1-8–§27-34
対訳文数
329
日本語 103 · English 63 · 简体中文 65 · 한국어 98

底本

Lysias. Lamb, W.R.M., editor. Cambridge, MA: Harvard University Press; London: William Heinemann Ltd., 1930.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、古代アテナイにおける評議員の資格審査(ドキマシア)において、フィロンという人物の不適格性を告発する法廷弁論です。演者はまず、国家の重大な危機において自己の安全を最優先したフィロンの不忠誠な態度を非難し、彼を告発するに至った公的な動機を説明します。続いて、アテナイが困難な状況にあった際、フィロンがオロポスへ逃亡して在留外人となり、市民としての義務を完全に放棄した事実を暴きます。さらに、彼が田舎の貧しい市民から略奪を働き、実の母親からも埋葬を拒まれるほど不信を買っていたという私的な非道さをも暴露します。「不参集を禁じる法律はない」というフィロン側の自己弁護に対し、演者はその罪の重さゆえに法さえ想定していなかったのだと反論し、評議会へ彼の不合格処分を強く要求して弁論を閉じます。

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