リュシアス

リュシアス · Lysias

第二十三弁論 パンクレオン告発

Against Pancleon

ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。

ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
2
§1-8–§9-16
対訳文数
164
日本語 44 · English 37 · 简体中文 38 · 한국어 45

底本

Lysias. Lamb, W.R.M., editor. Cambridge, MA: Harvard University Press; London: William Heinemann Ltd., 1930.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、パンクレオンという人物の身分をめぐってアテナイの法廷で下された弁論です。話者は当初、パンクレオンを居留外国人(メトイコス)とみなして訴訟を起こしましたが、被告側は自身がアテナイの特権的な同盟者であるプラタイア市民であると主張しました。これに対して話者は、デケレイア区の住民やプラタイア人のコミュニティ、さらには市場で綿密な身元調査を行います。その結果、パンクレオンが実際にはある主人から逃亡した奴隷であるという有力な証言を得るに至りました。後半では、彼を奴隷として連れ戻そうとした際に起きた暴力的な奪還騒ぎや、彼が関わった過去の訴訟での不自然な態度、さらには敵対的なテーバイへの移住という事実が提示されます。話者はこれらの証拠を積み重ねることで、パンクレオンがプラタイア市民でも自由人でもないことを強く主張し、弁論を締めくくっています。

目次

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