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リュシアス · Lysias
第二十一弁論 収賄罪に問われた某市民の弁明
Defence Against a Charge of Taking Bribes
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
3
§1-10–§19-25
対訳文数
229
日本語 71 · English 45 · 简体中文 47 · 한국어 66
底本
Lysias. Lamb, W.R.M., editor. Cambridge, MA: Harvard University Press; London: William Heinemann Ltd., 1930.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、賄賂を受け取った容疑で告発されたアテナイ市民が、法廷で自らの無罪を主張する弁論です。演者は、容疑に対する直接的な反論よりも、これまでに国家に対して自発的に行ってきた多大な公共奉仕(レイトゥルギア)や三段櫂船艤装の実績を具体的に列挙することで、自らの愛国心と市民としての適格性を強くアピールします。中盤では、これらの莫大な財政的貢献や海戦での戦功を根拠に、財産没収を免れるよう懇願し、自身の模範的な態度を強調します。最終盤では、公私における清廉な生き方を裁判員に振り返るよう促し、国家を害したことのない自分が有罪となる不当性を訴えて無罪を求めます。国家への貢献を最大の弁護論拠とする、当時のアテナイ法廷の慣行を象徴する作品です。
