リュシアス

リュシアス · Lysias

第十九弁論 アリストパネスの財産について

On the Property of Aristophanes

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
6
§1-11–§55-64
対訳文数
637
日本語 190 · English 127 · 简体中文 132 · 한국어 188

底本

Lysias. Lamb, W.R.M., editor. Cambridge, MA: Harvard University Press; London: William Heinemann Ltd., 1930.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、アテナイの市民法廷において、国家に没収されたアリストファネスの財産を隠匿したという疑いをかけられた姻戚の人物が、自身と家族の身の潔白を証明するために行なった法廷弁論です。語り手はまず陪審員に対して先入観を排して審理に臨むよう求め、亡き父のポリスへの多大な貢献を強調します。続いて、アリストファネスが公的な名誉を重んじて全財産を軍事遠征や奉仕活動に費やした経緯を詳述し、没収された財産が少額であった理由を説明します。さらに、コノンやアルキビアデスなどの高名な市民を例に挙げ、世間の財産に対する見積もりがいかに誇張され不確かであるかを論理的に示します。最後に、自身と父親がアテナイに対して行ってきた財政的・個人的奉仕の実績をアピールし、自身の財産が国家に没収されるよりも、無罪となって今後も国家に貢献し続ける方が有益であると訴えて、公正な判決を懇願します。

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