リュシアス

リュシアス · Lysias

第三弁論 シモンに答える弁明

Against Simon

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
4
§1-11–§38-48
対訳文数
449
日本語 130 · English 86 · 简体中文 107 · 한국어 126

底本

Lysias. Lamb, W.R.M., editor. Cambridge, MA: Harvard University Press; London: William Heinemann Ltd., 1930.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、古典期アテナイにおける愛執の葛藤とそれに伴う法廷闘争を扱った法廷弁論です。話者は、プラタイア出身の少年テオドトス(Theodotos)をめぐり、対立するシモン(Simon)から「計画的傷害(プロノイア)」の罪で訴えられており、自らの無実を証明するために弁明を行います。冒頭で話者は、シモンが自らの暴挙を棚に上げて自身を告発した不当性を訴え、事件の経緯を語り始めます。中盤では、少年をめぐる小競り合いと暴力沙汰の真相が詳細に明かされ、さらにシモンが主張する金銭契約の虚偽が、彼の財産状況などを根拠に論理的に駁されます。後半では、多数の人がいる場所へ単身で襲撃することはあり得ないとして、「計画的犯行」という告発の不条理さを指摘します。最後に話者は、アテナイにおける計画的傷害罪の本来の法意を説明するとともに、シモンの素行の悪さを暴露し、自らの祖国への貢献を訴えて無罪判決を求めます。

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