バッキュリデス

バッキュリデス · Bacchylides

祝勝歌

Epinician Odes

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ジャンル
Poetry
引用方式
poem.line
チャンク数
16
§1.1-1.184–§14b.1-14b.10
対訳文数
931
日本語 308 · English 163 · 简体中文 182 · 한국어 278

底本

Bacchylides. The Poems and Fragments. Jebb, Richard C., editor. Cambridge: Cambridge University Press, 1905.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、古代ギリシアの四大競技会(オリンピア、ピュティア、ネメア、イストミア)における勝者たちを称えるために作られた合唱抒情詩(祝勝歌)集です。詩人はシラクサの僭主ヒエロンや、自身の故郷ケオス島、アイギナなどの競技者たちの栄誉ある勝利を活き活きと歌い上げます。各詩は、現実の勝利者の称賛から出発し、アポロンに救われたクロイソス王や、冥界でのヘラクレスとメレアグロスの対話、トロイア戦争の英雄アイアコスの系譜といった、豊かな神話的エピソードへと展開していきます。作品全体を通じて、人間の生命や運命の儚さと、卓越性(アレテー)がもたらす永続的な価値が対比されます。そして、神々への敬虔さと、定命の優れた人間の功績を不滅の記憶に変える「詩歌の力」が、力強く肯定されます。