ルキアノス

ルキアノス · Lucian

ソロイキステス

The Solecist

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ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
4
§1-4–§10-12
対訳文数
729
日本語 222 · English 137 · 简体中文 178 · 한국어 192

底本

Lucian. Luciani Samosatensis Opera, Vol. 3. Jacobitz, Karl, editor. Leipzig: Teubner, 1913.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、言葉の誤用や文法上の誤り(破格、ソロイキズム)をめぐり、形だけの教養を誇る人々を風刺的に描いた対話篇です。主人公のリュキノスと、自称「文法学者」の対話相手とのやり取りを中心に物語が展開します。冒頭でリュキノスはわざと文法的な誤りを混ぜて話しかけますが、教養を誇る相手はそれに全く気づかず、自らの無知を露呈してしまいます。中盤では、エジプトで出会った哲学者ソクラテスがいかに人々の誤った言葉遣いをユーモアと優しさをもって正したかというエピソードが紹介されます。後半では、さらに具体的な前置詞の使い方、動詞の能動態と中動態、語彙のニュアンスの違いといった文法的な議論が重ねられます。最終的に、言葉を正しく用いることの重要性と、虚飾に満ちた知識の空虚さを暴き出しながら対話は締めくくられます。

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