ルキアノス

ルキアノス · Lucian

『お雇い教師』の弁明

"Apology for ""On Salaried Posts in Great Houses"""

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
4
§1-3–§12-15
対訳文数
324
日本語 108 · English 57 · 简体中文 67 · 한국어 92

底本

Lucian, Vol. 6. Kilburn, Kenneth, editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1959 (unrenewed copyright).

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、かつて富豪に雇われる知識人の悲惨な境遇を批判する著作『雇われ人に就いて』を執筆した著者が、自ら宮廷の公職に就いたという矛盾について弁明する修辞学的作品です。冒頭では、友人サビノスが著者の言行不一致をどのように嘲笑し批判するかを、寓話や悲劇役者の例を交えながら自問自答の形式で辛辣に描き出します。これに対し著者は、運命や貧困を言い訳にする安易な自己弁護を一旦はすべて退けます。その上で、私的な富豪に隷従する「雇われ人」と、公共の利益のために皇帝に仕える「公職」との間には決定的な違いがあると強く主張します。最後に著者は、自らがエジプトで担う重要な公職の具体的な職務を明かし、社会に仕える者は皇帝自身を含めて報酬を得ていることを指摘しつつ、友人からの偏見に対して誇り高く自己の立場を擁護します。

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