ルキアノス

ルキアノス · Lucian

あいさつでの失敗について

A Slip of the Tongue in Greeting

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ジャンル
Others
引用方式
section
チャンク数
3
§1-4–§12-19
対訳文数
299
日本語 112 · English 42 · 简体中文 69 · 한국어 76

底本

Lucian, Vol. 6. Kilburn, Kenneth, editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1959 (unrenewed copyright).

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、著者が朝の挨拶で言葉を言い間違えてしまったという自身の失策をめぐり、ユーモアと博識を交えて展開される弁明の書です。著者は、古代ギリシャにおける代表的な挨拶言葉である「お喜びください(カイレ)」と「お健やかに(ヒュギアイネイン)」の起源や、プラトン、ピタゴラス派、エピクロスらの哲学的な見解を紐解きます。さらにアレクサンダー大王などの歴史的逸話を引き合いに出し、身体の「健康」を願う挨拶がいかに尊ばれ、他の何よりも優先されてきたかを熱っぽく論じます。最終的に著者は、自身の言い間違いが不本意な動揺から生じたものであるとしつつも、結果としてより価値のある「健康」を祈る言葉を口にしたことは、むしろ吉兆であると肯定的に再解釈します。些細な日常の過ちを巧みな弁論と歴史的知見によって高尚な議論へと昇華させる、機知に富んだ構成が特徴です。

目次

3 チャンク

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