ルキアノス

ルキアノス · Lucian

サトゥルナリア

Saturnalia

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ジャンル
Others
引用方式
section
チャンク数
10
§1-4–§35-39
対訳文数
1,099
日本語 332 · English 228 · 简体中文 241 · 한국어 298

底本

Lucian, Vol. 6. Kilburn, Kenneth, editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1959 (unrenewed copyright).

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、冬の祝祭サトゥルナリア(クロニア祭)を舞台に、貧富の不平等という社会的な問題をユーモラスかつ風刺的に描いた対話と書簡形式の作品です。冒頭では神官がクロノス神と対話し、黄金時代の意義や祝祭の起源が語られ、続いて祝祭における平点を規定する「祝祭の法」が公布されます。物語の中盤では、貧しい人々が神に手紙を送り、富者たちからの不当な差別と極端な格差を告発します。これに対し、クロノス神は富者の生活の空虚さを指摘して貧者を慰めると同時に、富者に向けて祝祭の間の寛容と財産の分与を促す手紙を送ります。最終的に富者たちからは貧者のマナーへの不満が漏らされるものの、一定の支援を約束する返書が送られます。本作は、お祭りの狂騒を通じて、富の分配と人間社会の理不尽さを鋭い対比とともに浮き彫りにしています。