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ルキアノス · Lucian
偽預言者アレクサンドロス
Alexander the False Prophet
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Others
引用方式
section
チャンク数
14
§1-4–§57-61
対訳文数
1,294
日本語 441 · English 222 · 简体中文 287 · 한국어 344
底本
Lucian, Vol. 4. Harmon, Austin Morris, editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1925 (printing).
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
要旨
本作は、友人ケルススからの依頼に応じた著者が、2世紀の小アジアで人々を欺き巨万の富を得た詐欺師、アボノテイコスのアレクサンドロスの生涯と悪行を暴く風刺的な散文作品です。アレクサンドロスは、人並み外れた知能と狡猾さを備え、巨大な蛇のからくり人形を用いて「新生の神グリュコン」の神託所を開設し、熱狂的な信仰を集めます。彼は、手紙の封印を解く独自の偽装技術や曖昧な予言によって、一般庶民からローマの有力者ルティリアヌスに至るまで、社会のあらゆる階層を言葉巧みに欺いていきました。一方で、自らの詐術を見破るエピクロス派やキリスト教徒、さらに著者自身を激しく敵視し、弾圧や暗殺を企てます。著者が仕掛けた罠によってそのペテンが暴露される過程や、著者が九死に一生を得る緊迫した追跡劇を経て、最後はアレクサンドロスの惨めな死と、彼の遺産のゆくえが語られます。
