ルキアノス

ルキアノス · Lucian

アナカルシス

Anacharsis or Athletics

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ジャンル
Others
引用方式
section
チャンク数
12
§1-7–§38-40
対訳文数
1,076
日本語 324 · English 192 · 简体中文 254 · 한국어 306

底本

Lucian, Vol. 4. Harmon, Austin Morris, editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1925 (printing).

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、アテナイの立法者ソロンとスキュティアの賢者アナカルシスの対話を通じ、ギリシアにおける体育(ギュムナシオン)の意義と教育のあり方を問う対話篇です。スキュティアから訪れたアナカルシスは、アテナイの若者たちが裸で泥や砂にまみれて取っ組み合う姿を狂気と呼び、その目的を疑います。これに対しソロンは、これらの過酷な訓練や競技が単なる見世物ではなく、国家を支える市民の強靱な肉体と健全な精神、ひいては自由と幸福を守るための卓越性(アレテー)を養うものであると反論します。議論は、具体的な運動方法や、日陰の軟弱な身体との対比、さらには実戦における戦闘技術との関係に及び、アナカルシスの冷ややかな皮肉を交えながら深まっていきます。最終的にソロンは、アテナイやスパルタの教育の有用性を説きつつ、次はアナカルシスの母国スキュティアの教育について聞くことを提案し、翌日への対話の継続を約束して散会します。