ルキアノス

ルキアノス · Lucian

夢またはルキアノス小伝

The Dream or Lucian's Career

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ジャンル
Others
引用方式
section
チャンク数
4
§1-5–§14-18
対訳文数
359
日本語 116 · English 54 · 简体中文 85 · 한국어 104

底本

Lucian, Vol. 3. Harmon, Austin Morris, editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1921.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、若き日の語り手(ルキアノス自身とされる)が、将来の道として手仕事(彫刻術)と学問・教養(パイデイア)のどちらを選ぶべきか葛藤し、夢の中でその選択を行う様子を描いた散文作品です。物語は、学校を終えたばかりの主人公が、家族の勧めによって石彫師の叔父に弟子入りする場面から始まります。しかし、最初の仕事で大失敗をして激しく折檻された主人公は、泣きながら逃げ帰り、その夜に不思議な夢を見ます。夢の中では、手仕事としての彫刻を象徴する粗野な女性と、精神的な教養を象徴する気品ある女性が、彼を自分の道へと引き込もうと激しい論争を繰り広げます。教養の女神は、手仕事がもたらす肉体的労働の過酷さと卑屈さを警告し、一方で学問がもたらす精神的豊かさ、社会的名声、そして不滅の栄光を約束します。最終的に主人公は教養の道を選択し、翼のある馬車に乗って世界を飛び回るという壮大なビジョンを目にします。語り手はこの自身の夢を若者たちに語ることで、貧しさに負けず、高い志を持って学問の道を歩むよう、未来の世代に向けて力強いエールを送って作品を締めくくります。

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