ルキアノス

ルキアノス · Lucian

ティモンまたは人間嫌い

Timon or The Misanthrope

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ジャンル
Others
引用方式
section
チャンク数
12
§1-5–§55-58
対訳文数
1,602
日本語 472 · English 307 · 简体中文 364 · 한국어 459

底本

Lucian, Vol. 2. Harmon, Austin Morris, editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1915.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、かつて巨万の富を施しながらも、没落した途端にすべての人々から見捨てられ、人間嫌い(ミーサントローポス)となったアテナイの男ティモンを主人公とする風刺的な対話篇です。かつての恩を忘れた世人に絶望し、荒野で耕作しながら神々に抗議するティモンに対し、ゼウスは哀れみを抱き、ヘルメスと富の神プルトス(Plutos)を派遣して再び富を授けるよう命じます。一度は拒んだものの説得を受け入れて大量の黄金を手に入れたティモンは、二度と裏切られないよう、世俗との関わりを断って孤独に生きる「人間嫌い」の法律を自らに課します。しかし、彼の復活を聞きつけたかつての不実な友人や偽善的な哲学者たちが、再び甘い言葉を伴って群がり始めます。ティモンは彼らの強欲と欺瞞を容赦なく暴き、肉体的に叩き伏せて追い払うことで、自らの決意と孤高を守り抜こうとします。