ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
2
§1-4–§5-8
対訳文数
151
日本語 52 · English 25 · 简体中文 28 · 한국어 46
底本
Lucian, Vol. 1. Harmon, Austin Morris, editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1913.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、自身の風変わりな執筆スタイルや作風を擁護し、聴衆の先入観を和らげるために語られるユーモラスな導入演説(プロラリア)である。前半では、ディオニュソスによるインド遠征の神話が活き活きと描かれる。インド人たちは、女性やサテュロス、太鼓やシンバルからなる神の奇妙な軍勢を最初は嘲笑したが、いざ戦いが始まるとその圧倒的な力に驚愕して敗走することになる。後半において、著者はこの神話を自身の言論活動に重ね合わせ、一見すると奇妙に思える自分の作風に対する聴衆の当惑を、インド人の態度に例えてみせる。最後に、老人を雄弁にするという「シレノスの泉」の逸話を紹介しながら、老境に達してもなお語り続ける自身の創作姿勢を自嘲気味かつユーモラスに弁明し、聴衆の理解を求めている。
