ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
9
§106-107–§120-121
対訳文数
762
日本語 231 · English 151 · 简体中文 162 · 한국어 218
底本
Platonis Opera Tomus IV: Tetralogia VIII. Burnet, John, editor. Oxford: Clarendon Press, 1905.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
プラトンの未完の対話篇である本作は、前作『ティマイオス』から引き続いて、太古のアテナイと伝説の大国アトランティス(Atlantis)の対立と興亡を扱います。ソクラテスたちの前で語り手となったクリティアスは、かつて神々が世界を分割統治した時代に遡り、アテナとヘパイストスに守護された古代アテナイの質素で調和のとれた社会制度を説明します。続いて、ポセイドンの血を引くアトランティスの歴代の王たちが築き上げた、無比の富と強大な軍事力、オレイカルコス(山銅)などの資源に満ちた壮麗な都城の様子が精緻に描写されます。当初は徳を重んじていたアトランティスでしたが、やがて神的な性質が薄れて物質的な欲望に溺れ、堕落していきます。物語は、この傲慢になった帝国に罰を下すべくゼウスが神々を招集し、言葉を発しようとする緊迫した場面で唐突に中断されます。
