ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
20
§281-282–§304
対訳文数
2,766
日本語 839 · English 495 · 简体中文 679 · 한국어 753
底本
Platonis Opera, Tomus III: Tetralogia V-VII. Burnet, John, editor. Oxford: Clarendon Press, 1903.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、プラトンの対話篇の一つであり、「美」の本質を定義することをテーマにしています。アテナイを訪れた高名なソフィストであるヒッピアスとソクラテスが、皮肉とユーモアを交えながら対話を繰り広げます。ソクラテスは「美そのものとは何か」を問いかけますが、ヒッピアスは「美しい乙女」や「金」など、具体的かつ相対的な例を挙げてはソクラテスの反論に窮します。議論が抽象的な次元へと移り、「適合するもの」「有用なもの」「視覚と聴覚の快」といった定義が検討されるものの、ことごとく論理的な自己矛盾やパラドックスに陥ります。最終的に、二人は明確な答えに到達できず、ソクラテスが「美しいものは難しい」という諺を噛み締めながら対話を終える、いわゆる「アポリア」で結ばれます。
