ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
8
§138-139–§150-151
対訳文数
1,287
日本語 371 · English 261 · 简体中文 303 · 한국어 352
底本
Platonis Opera, Tomus II: Tetralogia III-IV. Burnet, John, editor. Oxford: Clarendon Press, 1910.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、ソクラテスと若きアルキビアデスによる、神への祈りと「最善の知識」をめぐる対話篇である。神殿へ祈りに向かうアルキビアデスに対し、ソクラテスは、人間が何が本当に自分にとって有益であるかを知らずに祈ることの危険性を指摘する。対話のなかで、歴史上の事例や詩人の言葉を引きつつ、愚かさの本質や、最善の知識(有益さの知識)を欠いたまま特定の専門技術や博識を所有することが、かえって個人や国家に破滅をもたらすことが示される。さらに、神々は高価な生贄よりも、魂の正義や慎み深い祈りを好むという神託の逸話が語られる。最終的にアルキビアデスは、何が本当に良いものであるかを識別する知識を得るまで祈りを保留することに同意し、ソクラテスに感謝の冠を授けて対話は幕を閉じる。
