ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
28
§227-228–§278-279
対訳文数
4,095
日本語 1244 · English 780 · 简体中文 909 · 한국어 1162
底本
Platonis Opera, Tomus II: Tetralogia III-IV. Burnet, John, editor. Oxford: Clarendon Press, 1910.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本書は、哲学者ソクラテスと青年パイドロスがアテナイ郊外の美しい自然の中で「愛(エロース)」と「弁論術」について語り合う対話篇です。物語は、愛していない者に身を委ねるべきだとする演説から始まり、ソクラテスはこれに対抗して、魂の不死や天上の神話を交えた壮大な「愛の狂気」の称賛を繰り広げます。後半では、単なる説得の技術にとどまらない、魂を真理へと導くための真の弁論術が議論されます。そこでは、事物の定義と分割(ディアイレシス)による問答法や、聞き手の魂の性質を理解することの重要性が説かれます。さらに、書かれた文字が記憶を衰えさせるという批判を経て、魂に直接書き込まれる生きた言葉こそが真に価値あるものとされ、真の哲学者への道が示されます。
