ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
34
§11-12–§66-67
対訳文数
5,974
日本語 1699 · English 1297 · 简体中文 1447 · 한국어 1531
底本
Platonis Opera, Tomus II: Tetralogia III-IV. Burnet, John, editor. Oxford: Clarendon Press, 1910.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、人間の幸福において「快楽」と「知性(思慮や知識)」のどちらがより本質的な「善」であるかを追究する、ソクラテスとプロタルコスによる対話篇です。ソクラテスは、快楽も知識も多様で相違に満ちていることを示し、弁証法的な「一と多」の探求や、存在を「無限」「有限」「混合」「原因」の四つに分ける区分を用いて議論を深めます。対話の中で彼らは、快楽のみの生も知性のみの生も不十分であり、両者が調和した「混合された生」こそが人間にとって最善の生であるという結論に達します。この結論に基づき、身体や魂における様々な快楽と苦痛の分析、および知識や技術の正確さの階層が緻密に検討されます。最終的に、この混合された生を成り立たせる原因として「適度(均衡)」「美」「真理」が特定され、知性はこれらを通じて快楽よりもはるかに善に親近しており、価値の序列において上位に位置づけられることが示されて対話は幕を閉じます。
