プラトン

プラトン · Plato

ソピステス

Sophist

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ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
30
§216-217–§267-268
対訳文数
7,139
日本語 1628 · English 2503 · 简体中文 1457 · 한국어 1551

底本

Platonis Opera, Tomus I: Tetralogia I-II. Burnet, John, 1863-1928, editor. Oxford: Clarendon Press, 1905.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、プラトンによる中・後期の対話篇であり、「ソフィスト」とはいかなる存在かを定義することを主題としています。物語は、ソクラテスや数学者テオドロスが見守る中、エレアから来た「異邦人」と若きテアイテトスの対話を中心に進行します。二人はまず、定義の予備練習として「釣り人」の定義を行い、その手法を用いてソフィストの定義を試みますが、彼らが金儲けや論争、教育など多様な姿を示すため、議論は難航します。特に、ソフィストが「実在しない偽りのもの」を信じ込ませる技術を持つという点から、「非存在(あらぬもの)」がいかにして存在するのかという、パルメニデス以来の哲学的なアポリア(難問)に直面します。この難問を解決するため、異邦人は「存在」「静止」「運動」「同一」「他」という五つの最大類の交わりを論証し、非存在を「存在の反対」ではなく「他なるもの」として再定義します。これにより、名詞と動詞の結合による「偽なる言論(ロゴス)」の成立が基礎づけられます。最終的に二人は、ソフィストを「無知を自覚しながらも、私的な対話で相手に矛盾を強いる模倣的な奇術師」として明確に定義することに成功します。