プラトン

プラトン · Plato

パイドン

Phaedo

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ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
55
§57-58–§117-118
対訳文数
4,718
日本語 1664 · English 616 · 简体中文 1286 · 한국어 1152

底本

Platonis Opera, Tomus I: Tetralogia I-II. Burnet, John, 1863-1928, editor. Oxford: Clarendon Press, 1905.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、死刑を目前にした哲学者ソクラテスが、魂の不死と哲学することの真の意味について語る対話篇です。舞台はアテナイの牢獄であり、刑執行の当日にソクラテスがシミアスやケベスといった弟子たちと交わした最期の議論が、立ち会ったパイドンによって回想の形で語られます。ソクラテスは、死とは魂が肉体の束縛から解放されることであり、真の哲学者は生涯を通じて死を練習しているのだから死を恐れる必要はないと説きます。続いて、魂が死後も存続することを証明するために、「想起(アナムネーシス)」の説や、不変の「イデア」と魂の類似性が議論されます。弟子たちの鋭い反論に対しても、ソクラテスは「第二の船路」と呼ばれる独自の探求方法やイデア論を用いて魂の不滅を論証し、彼らの不安を解消します。最期に死後の魂の行方を描いた壮大な神話を語った後、ソクラテスは毅然とした態度で毒薬を飲み干し、静かにこの世を去ります。