ジャンル
Philosophy
引用方式
section
チャンク数
19
§17-18–§41-42
対訳文数
2,006
日本語 610 · English 356 · 简体中文 442 · 한국어 598
底本
Platonis Opera, Tomus I: Tetralogia I-II. Burnet, John, 1863-1928, editor. Oxford: Clarendon Press, 1905.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、アテナイの法廷に立たされた哲学者ソクラテスが、国家の神々を信じず若者を堕落させたという容疑に対して行った弁明の記録である。ソクラテスは、自身に向けられた長年の偏見の源泉が「自分は何も知らない」という自覚(無知の知)にあることを明かし、デルポイの神託の謎を解くために知者を吟味してきた歩みを語る。さらに、自身を告発したメレトスと問答を交わして告発の矛盾を暴き、自らの活動は国家に資するために神から与えられた使命であることを力説する。有罪判決が下された後も、彼は死を恐れることなく、魂の配慮と徳の追求の重要性を訴え続ける。最後には死刑が確定するが、死は恐るべきものではなくむしろ新たな探求の始まりであると語り、生と死のどちらが最善かは神のみが知るという言葉で弁明を締めくくる。
