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スミュルナのビオン · Bion of Smyrna
アドニスへの哀悼歌
The Lament for Adonis
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Poetry
引用方式
line
チャンク数
2
§1-51–§52-98
対訳文数
237
日本語 79 · English 40 · 简体中文 49 · 한국어 69
底本
Bion. The Greek Bucolic Poets. Edmonds, J. M., editor. London: William Heinemann, Ltd.; New York: G. P. Putnam's Sons, 1916.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
要旨
本作は、美しき青年アドーニスの非業の死と、彼を深く愛した愛の女神アプロディーテーによる痛切な哀悼を歌った叙情詩です。物語は、猪の牙によって致命傷を負い瀕死となったアドーニスに、アプロディーテーが最期の抱擁と口づけを交わして別れを告げる痛ましい場面から始まります。女神はアドーニスの死を深く嘆き、彼が冥界の女王ペルセポネーに奪われてしまう不条理な運命を悲しみます。その哀哭の最中、彼女が流した涙とアドーニスの血からアネモネや薔薇などの花々が生まれ、悲劇の中から自然の美が誕生します。さらに、愛の神エロースたちや運命の女神モイライも加わり、若き美青年の死を共に哀悼します。生と死、愛と喪失が、神話的な美しさの中に哀切極まりなく描かれています。
