ヒュペレイデス

ヒュペレイデス · Hypereides

デモステネス弾劾

Against Demosthenes

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
6
§frag_1-frag_2–§frag_8-citations
対訳文数
400
日本語 120 · English 77 · 简体中文 78 · 한국어 125

底本

Hyperides. Minor Attic Orators, Vol. 2. Burtt, J. O., editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1954 (printing).

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、マケドニアからの逃亡者ハルパロスが持ち込んだ資金を巡る贈収賄事件(ハルパロス事件)において、アテナイの指導的弁論家デモステネスを告発する弾劾演説である。告発者はまず、デモステネスが自らアレオパゴス評議会に事件の調査を委託しておきながら、自身に不利な結果が出ると評議会を誹謗し始めた矛盾を厳しく追及する。さらに、彼が資金の管理を怠って個人的に賄賂を受け取り、それを「国家への前貸し」という虚偽の口実で取り繕おうとした事実を暴き出す。弁論の中盤では、彼が金のために祖国を裏切り、結果的にアレクサンドロス大王に便宜を図って反マケドニアの結集を妨げたという政治的裏切りが非難される。最後に、かつての豹変や哀願に耳を貸さず、国家の正義のために裁判員たちが厳正な判決を下すよう訴えて演説は締めくくられる。