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アンティポン · Antiphon of Rhamnus
四部作集 三
Third Tetralogy
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
tetralogy.section
チャンク数
4
§1.1-1.7–§4.1-4.11
対訳文数
382
日本語 119 · English 67 · 简体中文 91 · 한국어 105
底本
Antiphon. Minor Attic Orators, Vol. 1. Maidment, Kenneth John, editor. London: William Heinemann, Ltd.; Cambridge, MA: Harvard University Press, 1941 (printing); 1960 (reprint).
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、酒に酔った若い男と年配の男との間で起きた喧嘩の末の死亡事件をめぐる、架空の殺人裁判を題材とした弁論集(テトラロギア)です。原告(検察側)と被告側がそれぞれ二度ずつ弁論を行う計四つのパートから構成されています。まず検察側が、若く血気盛んな被告が無抵抗の老人を暴行して死に至らしめた残虐性を告発し、有罪判決を求めます。これに対して被告側は、被害者が先に手を出したこと、そして死の真の原因は医師の不適切な治療にあると主張して無罪を訴えます。続く第二弁論では、検察側が年齢や体力の差から被告の加害責任を改めて主張し、最後は、有罪判決を恐れて逃亡した被告に代わり、友人たちが宗教的な穢れの概念も交えて無罪を訴えて幕を閉じます。喧嘩の当事者のどちらに主たる責任があるか、また死因の因果関係をどう捉えるかという、古代の司法レトリックの精緻な応酬が描かれています。
