ジャンル
Poetry
引用方式
line
チャンク数
6
§1-70–§407-480
対訳文数
706
日本語 238 · English 128 · 简体中文 137 · 한국어 203
底本
Hesiod, The Homeric Hymns and Homerica. Evelyn-White, Hugh G., editor. London: William Heinmann; New York: The Macmillan Co., 1914.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
要旨
本作は、ギリシア神話の英雄ヘラクレスと、戦神アレスの息子キュクノスとの死闘を描いた叙事詩です。物語はヘラクレスの出生の秘密と、アポロンの聖域におけるキュクノスとの遭遇から始まります。戦闘を前に、ヘラクレスが御者イオラオスとともに身支度を整える中で、本作の最大の見所であるヘパイストス作の「盾」の精緻な描写(エクラシス)が展開されます。盾には、神々と怪物たちの凄惨な戦闘、死の女神たちの争い、そして対照的に平和な都市の婚礼や農作業といった人々の営みが鮮やかに刻まれています。盾の描写を終えた詩は、一転して激しい戦闘へと突入し、アテナの加護を得たヘラクレスがキュクノスを討ち取り、さらに怒るアレスをも傷つけて退けます。最後は、巡礼者を襲っていた不敬なキュクノスの墓が、アポロンの命によって川に洗い流される破滅で締めくくられます。
