アリストパネス

アリストパネス · Aristophanes

Clouds

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ジャンル
Drama
引用方式
line
チャンク数
19
§1-82–§1432-1511
対訳文数
4,251
日本語 1300 · English 847 · 简体中文 1109 · 한국어 995

底本

Aristophanes. Aristophanis Comoediae, Vol. 1. Hall, F. W. and Geldart, William M., editors. Oxford: Clarendon Press, 1906.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、息子の馬道楽による多額の借金に苦しむ父親が、詭弁術を用いて返済を免れようと画策する喜劇です。舞台はアテナイで、田舎出身の父親ストレプシアデスは、哲学者ソクラテスが主宰する「思考所(ポントニステリオン)」を訪れ、借金を逃れるための弁論術を学ぼうとします。最初は自ら入門したストレプシアデスでしたが、奇妙な科学的探求や新興の神々である「雲」の教えに困惑し、ついには物覚えの悪さから破門されてしまいます。代わりに息子フェイディッピデスを説得して入学させ、「劣った論理(ロゴス)」の教育を学ばせることに成功します。息子が身につけた詭弁により一度は債権者たちを撃退して歓喜する父親でしたが、その息子から暴力を振るわれ、さらに母親を殴ることさえも詭弁で正当化されるに至り、自身の過ちに気づきます。最後は伝統的な信仰をないがしろにしたことを後悔し、ソクラテスの「思考所」を焼き討ちにするという破滅的な結末を迎えます。