アレクサンドリアのフィロン

アレクサンドリアのフィロン · Philo of Alexandria

フラックスへの抗弁

Against Flaccus

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ジャンル
Geography
引用方式
section
チャンク数
18
§1-9–§179-191
対訳文数
1,570
日本語 539 · English 242 · 简体中文 335 · 한국어 454

底本

Philo Judaeus. Opera quae supersunt, Volume 6. Cohn, Leonard; Reiter, Siegfried, editors. Berlin: Reimer, 1915.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、ローマ帝国属州エジプトの総督アウィリウス・フラックスによるユダヤ人迫害と、その後に彼を襲う没落の顛末を描いた歴史的叙述です。当初は優れた統治を行っていたフラックスですが、皇帝の交代による地位の動揺から地元の煽動者と結託し、アレクサンドリアのユダヤ人に対して凄惨な迫害を開始します。会堂の冒涜や市民権の剥奪、略奪や虐殺へと暴走する彼に対し、やがて神の「正義」による報復が下ります。突如逮捕されたフラックスは、流刑地のアンドロス島でかつての栄華との落差に絶望し、最後は刺客の手によって凄惨な死を遂げます。一人の統治者の栄枯盛衰を通じて、虐げられた人々を守護する神の絶対的な正義を示す結末となっています。