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アレクサンドリアのフィロン · Philo of Alexandria
観想的生活について
On the Contemplative Life
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Theology
引用方式
section
チャンク数
9
§1-9–§81-90
対訳文数
756
日本語 257 · English 111 · 简体中文 163 · 한국어 225
底本
Philo Judaeus. Opera quae supersunt, Volume 6. Cohn, Leonard; Reiter, Siegfried, editors. Berlin: Reimer, 1915.
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、世俗を離れて神の観照に身を捧げるユダヤ教の修行共同体「セラペウタイ(テラペウタイ)」の生活を描いた宗教的論考です。著者はまず、世俗の誤った信仰形態を批判した上で、財産を放棄してアレクサンドリア近郊のマレイア湖畔で共同生活を送る彼らの超俗的な生き方を紹介します。彼らは質素な住居に「セムネイオン」と呼ばれる神聖な小部屋を設け、日々の祈りや聖書の比喩的解釈、賛歌の創作に励みます。作品の中盤では、世俗の退廃的な宴会や古典ギリシアの饗宴の不道徳さが批判され、それらと対比する形でセラペウタイの清らかな饗宴が詳細に描かれます。五十日目の祝祭に集まった彼らは、肉やワインを避け、パンと塩、水のみの質素な食事をとり、聖書の講話に耳を傾けます。最後は、男女が一つになって歌う徹夜の聖なる合唱と、朝を迎えて日の出に祈りを捧げ、再び日常の哲学へと戻る静粛な姿をもって締めくくられます。
