アレクサンドリアのフィロン

アレクサンドリアのフィロン · Philo of Alexandria

巨人について

On the Giants

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ジャンル
Theology
引用方式
section
チャンク数
7
§1-11–§60-67
対訳文数
610
日本語 173 · English 111 · 简体中文 128 · 한국어 198

底本

Philo Judaeus. Opera quae supersunt, Volume 2. Wendland, Paul, editor. Berlin: Reimer, 1897.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、アレクサンドリアのフィロンが旧約聖書の『創世記』第6章に登場する「巨人(ギガス)」や「神の霊」に関する記述を独自の哲学的方法で解釈した神学・倫理的著作です。冒頭で、著者は創世記に語られる「御使い」を空中にある魂と同一視し、魂と肉体の関係や、宇宙における魂の存在の必然性を論じます。中盤では、肉体の欲望や快楽が魂の上昇を阻み、神の霊が人間に永続的に留まるのを妨げる最大の障害となることを警告し、外面的な富や名声に惑わされず理性を保つことの重要性を説きます。さらに、聖書に見られる巨人の存在を神話ではなく比喩として捉え直し、人間を「地の人」「天の人」「神の人」の三つのカテゴリーに分類します。最終的に著者は、世俗の欲望に溺れる悪人と、不動の神の傍らに留まり知恵を追求する善人との本質的な違いを明らかにし、肉体を克服して神の傍らへと魂を至らせる倫理的な生のあり方を指し示しています。

目次

7 チャンク

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