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デモステネス · Demosthenes
第五十八弁論 テオクリネス弁論
Against Theocrines
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
9
§1-9–§63-70
対訳文数
927
日本語 268 · English 193 · 简体中文 200 · 한국어 266
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. III. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1931.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、アテナイの法廷で若き告発者が、悪名高き「シコファンテス」(密告者・職業告訴人)であるテオクリネスを不法行為の数々で弾劾する弁論です。原告の若者は、自身の父親がテオクリネスによって巨額の罰金を科され、法的な発言権を奪われたという個人的な窮状から訴訟に踏み切りました。弁論の中で原告は、テオクリネスが公金を横領して国に債務を負っていることや、賄賂を受け取って数々の公訴を不法に取り下げていた実態を、具体的な証言や法律に則って暴露していきます。さらに、テオクリネスが「法の番人」を気取りながら、裏で他の政治家や職業告訴人と結託している偽善を暴きます。最終的に原告は、アテナイの国政を蝕む密告者たちの有害性を強く非難し、陪審員たちに正義の判決と被告への厳罰、そして不当な困窮に陥った自身の家族の救済を求めて弁論を締めくくります。
