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デモステネス · Demosthenes
第五十七弁論 エウブリデスへの抗弁
Against Eubulides
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
9
§1-8–§63-70
対訳文数
980
日本語 297 · English 184 · 简体中文 225 · 한국어 274
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. III. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1931.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、アテネ市民権の再審査において区名簿から除外された話者エウクシテオスが、主謀者エウブリデスによる不当な告発に対して自らの市民権の正当性を主張する法廷弁論です。話者はまず、エウブリデスがハリムス区の投票で意図的に時間を引き延ばし、不正な手続きによって自分を市民名簿から排除した経緯を詳述します。自らの正当性を証明するため、話者は父方・母方双方の親族の系統を詳細に辿り、多数の親族や同族、区民の証言を提示します。特に、母が市場で働いていたことや乳母をしていたことをもって外国人や奴隷と中傷された点に対し、貧困による困窮を釈明しつつ、彼女が正当な市民であることを強く立証します。さらに、自身がかつて区長を務めた際に公金回収をめぐってエウブリデスらと対立したことが、この陰謀の動機であると暴き出します。最終的に、アテネ市民として一貫して生きてきた自らの生涯を提示し、陪審員に対して正義の判決を仰ぎます。
