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デモステネス · Demosthenes
第五十六弁論 ディオニュソドロス弾劾
Against Dionysodorus
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
7
§1-7–§44-50
対訳文数
629
日本語 189 · English 118 · 简体中文 146 · 한국어 176
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. III. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1931.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、古代アテナイの法廷における海上貸付契約をめぐる紛争を扱った法廷弁論です。原告は被告ディオニュソドロスに対し、資金を借り受けながら契約通りにアテナイの港ペイライエウスに帰還せず、別の航路で穀物を不当に転売して不法な利益を得た行為を告発します。弁論の中で原告は、船の破損や他債権者との合意といった被告側の弁明の矛盾を一つずつ論破し、契約の厳格な不履行を証明していきます。さらに、被告が一部の返済のみを盾に契約書の全面破棄を強要した破廉恥な態度を強く非難します。最終的に原告は、契約の絶対性を擁護することがアテナイの海上交易の維持と国益に不可欠であることを訴え、共同訴訟人としてデモステネスを召喚して審判を委ねます。
