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デモステネス · Demosthenes
第五十三弁論 ニコストラトスへの抗弁
Against Nicostratus
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
4
§1-6–§21-29
対訳文数
324
日本語 99 · English 55 · 简体中文 73 · 한국어 97
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. III. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1931.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本演説は、古代アテナイの法廷を舞台に、話者アポロドロスが、かつての隣人ニコストラトスとその兄弟アレトウシオスによる裏切りと不法行為を告発する訴訟弁論です。事の発端は、アポロドロスが捕虜となったニコストラトスを救うために多額の身代金を援助したことにあります。しかし、自由の身となったニコストラトスは恩義に報いるどころか、アポロドロスの財産を騙し取るための陰謀を企て、不当な国庫債務登録や物理的な襲撃にまで及びました。これに対し、アポロドロスは報復として、アレトウシオスが所有する奴隷を国家に没収されるべき財産として登録する法的手段をとります。本演説の後半において、アポロドロスは問題の奴隷が確かにアレトウシオスの所有物であることを証拠や証言によって立証し、彼らの不誠実さを暴きつつ、財産没収の正当性を裁判員に強く訴えます。
