デモステネス

デモステネス · Demosthenes

第五十二弁論 カリッポスへの抗弁

Against Callippus

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
4
§1-7–§25-33
対訳文数
371
日本語 123 · English 60 · 简体中文 85 · 한국어 103

底本

Demosthenes. Orationes, Vol. III. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1931.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、亡くなった外国の商人がアテナイの銀行に預託した金をめぐり、高名な銀行家パシオンの息子が、不当な返還を要求するカリポスを相手に自らの正当性を訴える法廷弁論です。事の発端は、ヘラクレア出身の商人リュコンが死亡し、パシオンの銀行からケピシアデスという人物へ預託金が支払われたことに始まります。被告であるカリポスは、パシオンが心身ともに衰弱するのを待ってから不当な私的仲裁を仕掛け、金を自らに支払うべきであったと主張して訴訟を起こしました。これに対し原告は、リュコンとカリポスには親交がなく、預託自体が銀行に対して直接なされた事実を提示します。さらに、父パシオンや関係者の証言、双方の社会的地位や品格の相違を挙げることで、相手の主張の矛盾と不条理さを浮き彫りにします。最終的に原告は、過去の仲裁手続きの不当性を暴きつつ、裁判員に対して無罪判決を求めて弁論を締めくくります。

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