← デモステネス
デモステネス · Demosthenes
第四十六弁論 ステパノス弾劾 第二演説
Against Stephanos II
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
4
§1-8–§22-28
対訳文数
374
日本語 112 · English 75 · 简体中文 89 · 한국어 98
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. III. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1931.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
要旨
本作は、アポロドロスが亡父パシオンの遺言書に関して、偽証を行ったとされるステファノスを追及する法廷弁論である。原告のアポロドロスは、ステファノスが遺言書の作成や開封の場に居合わせていないにもかかわらずその写しを本物と証言した行為を、伝聞証言に関する法的な制限を用いて厳しく批判する。さらに、父パシオンの死と解放奴隷フォルミオンの市民権獲得の時系列の矛盾から遺言書自体が偽造であると指摘し、父にはそのような遺言を遺す法的権利がそもそもなかったことを論証する。また、真相究明のための女奴隷の拷問(バサノス)による検証を相手方が拒んだ事実を証拠として提示する。結末に向けては、女相続人の所有手続きを怠ったフォルミオンの不法性と、これに加担して遺言書を偽造したステファノスの罪を改めて追及し、被告の有罪を訴える。
