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デモステネス · Demosthenes
第四十二弁論 パイニッポスへの抗弁
Against Phaenippus
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
5
§1-5–§27-32
対訳文数
481
日本語 143 · English 100 · 简体中文 107 · 한국어 131
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. III. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1931.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、古代アテナイの法廷で用いられた、財産交換手続き(アンティドシス)をめぐる弁論です。原告である語り手は、鉱山事業の失敗により困窮していると主張し、裕福でありながら公的奉仕(レイトゥルギア)を怠ってきた被告フェニッポスを告発します。原告は、フェニッポスが財産目録の提出を引き延ばし、領地の封印を破るなどの不法行為を行ったと主張します。さらに、フェニッポスが母の持参金や架空の債務をでっち上げて財産を隠蔽しようとしていると厳しく批判します。原告は、相手の領地が当初の無借金の状態で引き渡されるなら自身の全財産を諦めてもよいという大胆な妥協案を提示しつつ、不誠実な富裕者を罰し、困窮した自分に救済の手を差し伸べるよう裁判員に切実に懇願します。
