デモステネス

デモステネス · Demosthenes

第三十六弁論 ポルミオン擁護

For Phormion

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ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
8
§1-8–§54-62
対訳文数
840
日本語 229 · English 172 · 简体中文 193 · 한국어 246

底本

Demosthenes. Orationes, Vol. II, Part 2. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1921.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、古代アテナイの著名な銀行家パシオンの解放奴隷であり、その事業を継いだフォルミオンを被告とし、パシオンの長男アポロドロスが起こした金銭請求訴訟に対する抗弁(パラグラペ)の弁論です。フォルミオン自身の弁論能力の不足を補うため、代理の弁論者が法廷で意見を述べます。弁論はまず、パシオンの死後に交わされた銀行や工場の賃貸契約、および遺言と財産分割の経緯を詳細に説明します。中盤では、原告アポロドロスが過去に一度フォルミオンと和解し、訴えを免除していた事実や、出訴期限法に違反していることを指摘し、彼の主張の法的な不当性を暴きます。さらに、アポロドロスがすでに莫大な遺産を受け取って浪費している一方で、フォルミオンが誠実に銀行を維持してきたことを証拠を挙げて対比します。結末では、自らの出自も奴隷であるアポロドロスがフォルミオンの出自を侮蔑する不条理さを批判し、陪審員に対して誠実なフォルミオンの無罪と救済を懇願して締めくくられます。

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