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デモステネス · Demosthenes
第三十四弁論 ポルミオンへの抗弁
Against Phormio
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
7
§1-7–§46-52
対訳文数
648
日本語 184 · English 129 · 简体中文 151 · 한국어 184
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. II, Part 2. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1921.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、海上交易の貸付金をめぐる契約違反に対して、原告が被告フォルミオンを訴えた古代アテナイの法廷弁論です。原告は、フォルミオンがボスポロスでの取引において、契約された貨物を船に積まず資金を不当に流用したこと、さらに難破事故の後に「返済は済んだ」という虚偽の主張を始めたことを告発します。弁論の中盤では、船主ランピスを巻き込んだ被告側の返済主張がいかに不合理であるかが、金利計算の矛盾や証人の不在、買収による偽証の経緯から具体的に暴かれます。また、ランピスが穀物危機下のアテナイを裏切って他都市へ密売を行っていた重大な背信行為も暴露されます。最終的に原告は、自身のアテナイへの誠実な貢献をアピールしつつ、海上貸付の厳格な法的保護が商業都市アテナイの繁栄を支える基盤であることを訴えて、裁判員に公正な判決を求めます。
