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デモステネス · Demosthenes
第二十七弁論 アポボス弾劾 第一演説
Against Aphobus I
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Rhetoric
引用方式
section
チャンク数
9
§1-7–§62-69
対訳文数
836
日本語 246 · English 170 · 简体中文 183 · 한국어 237
底本
Demosthenes. Orationes, Vol. II, Part 2. Rennie, W., editor. Oxford: Clarendon Press, 1921.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
デモステネスが自身の不実な後見人アポボスを相手取り、遺産横領の罪を告発するためにアテナイの法廷で行った、最初期の代表的な法廷弁論です。原告デモステネスは、若くして父を亡くした自身に代わって財産を管理すべきであった後見人たちが、いかにして莫大な遺産を食いつぶしたかを詳細に明かします。弁論の前半では、父が遺した工房、奴隷、象牙などの原材料といった詳細な財産目録と評価額を提示し、自身が最高額の納税義務者であったことを証明します。中盤では、アポボスが母親の持参金を着服し、工房の収益や原材料を隠匿した事実を、具体的な数字と証拠を挙げて暴露します。さらに、「父が隠し資産を遺した」というアポボス側の不誠実な弁解を鋭く論破していきます。結末において、デモステネスは自身が被った経済的困窮を訴え、もし敗訴すれば市民権すら失いかねない過酷な状況にあることを主張して、裁判員に正義と同情に満ちた判決を懇願します。
